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OSHO禅タロット 火の7

解説:計画が多すぎて、「アドバルーン」を上げすぎて、 余りの負担に耐えられなくなり、ちょっとした風邪で寝込んだり、 墜ちてしまって結局は松葉杖の世話になった人たちがどれ くらいいるか知っていますか? そういった「タイミングの悪さ」 はあるもので、それはこの絵のなかの小さな猿が、手にしたピン で「ワンマン・バンド」を今にもひと刺ししようとしているよう なものです!このカードが示しているようなストレスの質には、 ときおり私たちみんなが見舞われますが、とくに完全主義 者たちはそれに冒されやすいのです。自分たちがいなければなに ひとつ起こりはしない——自分たちがそうあって欲し いと思うようには起こらない! そういう考えがあって、私たち 自身がそのストレスを生みだしています。ところで、あなたはい ったいどんな理由があって、自分はそれほど特別だと思い込んで いるのでしょうか? 自分の手で目覚まし時計をセットしなけれ ば、朝になっても太陽は昇らない、あなたはそう思っています か? 散歩に出て、花を買って、自分のためにスパゲッテ ィの夕食でもつくりましょう——「どうってことのない」もので あれば、なんでもいいのです。猿の手の届かないところにいまし ょう!

OSHO:個人的なゴールはすべてノイローゼのようなものだ。本 質を究めた人は、「私は全体から離れてはいない、私ひと りの運命を探し求める必要はなにもない。ものごとは起こ っているし、世界は動いている——それを神と呼ぶなら… …神のしわざなのだ。それらはひとりでに起こっ ている。私が奮闘し、努力する 必要はまったくない。私がな にかのために戦う必要はな い。私はリラックスして、 ただ在ればいいのだ」 ということを知る ようになり、感じる ようになる。
本質を究めた人は、ものごとのやり手ではない。本質を 究めていない人は、やり手だ。本質を究めていない人は、 もちろん、不安、緊張、ストレス、苦悩に見舞われ、たえず 火山の上に坐っている。その火山はいつ爆発してもおかし くない。というのも、そういう人は不確実な世界に生き ていながら、この世界は確実だと信じ込 んでいるからだ。それが、そ の人の実存に緊張を生 みだす。奥深いところ では、なにひとつ確実 ではないことを知っ ているのだ。